酪農の冬
今年も冬が終わろうとしています。豪雪地帯は日照時間が短いので、なんだか毎年冬は、鬱っぽくなります。
まじで、今年はキツかった😢
日照時間短い、シアトル、秋田などは鬱病発生率が多いみたいですね。
日光を浴びる事によってのセロトニン生成、ビタミンD生成。主に腸のなかで作られるので、これが不足すると鬱になりやすい。
本当に日光が出てる日と、出てない日は気持ち違いますよね。
太陽出てる日は冬の間、二週間ないんじゃないですかね。冬眠してるヒグマの気分です。
育成舎も太陽が入らない巻き上げカーテンなので、牛の毛づやも悪いですよね。ヤッパリ日光浴は必要だ☀️
やっと太陽が出てきてやる気が戻ってきました❗
少しずつ😏
近くに日サロがあればなぁ😳
行った事ないですけど。
酪農の魅力
酪農の魅力
- 仕事場が目の前
- 考える時間が無限大
- 運動不足にならない
- 牛乳が飲み放題
- 酪農経営の奥が深い
- 大変な人間関係が少ない
- 今は稼げる
- 国、町からの補助が手厚い
- 牛が暖かい
- 人間本来の家畜との共存
私が酪農をすごく魅力的だなあ。と感じたのは、
例えば、同じ牛40頭乳量8000キロ。A牧場B牧場があるとすると、A牧場は一年間の収支が赤字。かたやB牧場は+1000万。同じ牛の頭数、乳量でも何故こんなに違いが、でるんだろう?これが一番の酪農の面白さであり、酪農の醍醐味でしょう。この答えをずっと追っかけてます今も。なんとなくはわかってきましたが、、、
酪農一年目の振り返り⑤
一年目は終わりは、確定申告なんですが、ほとんどやったことなかったので大変でした。ちんぷんかんぷんですよね。わからないから、時間もかかるし牛舎もあるしで、なんとか手伝ってもらいながら終わらせる事ができましたが、中には税理士を頼んでる酪農家もいたので、頼もうかな?と真剣に迷いました。
今思うと、あの時頼まなくてよかったなあ。と思いました。やはり経営するならそれなりの知識は必要ですしね。
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酪農一年目の振り返り④
ロールベーラーのレベル。
初級
- 乾いた牧草。
- 量がそれなりに多い。
- レーキのかけた、道筋が真っ直ぐ。
上級
- 濡れた牧草。
- 量が少ない。
- レーキのかけた、道筋がクネクネ。
ロールベーラーに牧草を均一に入れていく必要があります。濡れた牧草で量が少ないパターンで、均一に入れていかないと、ロールベーラーのベルトがひっくり返るか、下手したら切れます。、ぁあ恐ろしい😱
なんか変な音してきますから、ガタンガタンと。
ちなみに私はひっくり返しました😢
牧草真っ最中に、ひっくり返したもんですから、まあ最悪ですよ。下手したら入院して2日ぐらいかかる。なんて事になりかねません。いまだに、初めの試運転の時はドキドキしてますね。あとは出来上がりのロールを見て、硬さを確認すれば覚えていきます。
練習あるのみですね!あとは、しっかり整備です!
つづく
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酪農一年目の振り返り③
どうもこんにちはまびちです。
次にトラブルが多かったのが、牧草収穫の時ですね。
地域によって収穫に違いが、あると思うんですが、私の地域は機械を一式揃えて、全てを個人が収穫するスタイルですね。中には共同で機械を持ったり、TMRセンターで餌を頼んでいたり、どれが良いかはわかりませんが、個人でやるのは全て責任は自分にありますから、気は楽ですよね。機械のお金と時間がかかりますけど、、、
機械は乗った事がない機械もありましたので、ヤッパリトラブルんですよね。もし新規就農一年目の人がいたら伝えたいですけど、トラブルの時間も入れて1日の組み立てをしたほうが良いと思います。
雨が降りそう!一気にやってしまうぞ!
トラブル発生!
雨がザーザー😱
よくあるパターンです。収穫予定日より早めに1枚だけ牧草収穫するのもアリですよね。試運転もかねて。
一番トラブルが多くて難しいのが、やはりロールベーラーですね。乗りなれるしかないんですが、、、
つづく
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それでわ🙋
酪農一年目の振り返り②
なんとか子牛の疾病はクリアーしたものの。
まだまだ試練は終わりません。春の雪解け、肥料撒きが始まり、親方と一緒にやってる時は、やってるつもりなんですが、ヤッパリ真剣に自分の脳ミソを使ってないんですね。一人でやるとフル回転ですよ。でもそうやって覚えていくんだなーと思いながら、、、
常に意識しているのが、何故?の繰り返し。
- なぜ下痢したのか?
- ミルクの温度?
- 敷料を変えてないから?
- すきま風?
- 親のミルクが乳房炎?
- 乳首が不衛生?
- ジャケットが暑くて汗をかいた?
一つ一つ考えられる原因を消していく。そういう作業を繰り返してきました。
子牛は本当に繊細なんですよね。
毎日作業してると、まあ1日ぐらい大丈夫か。と、手を抜いてしまう時がある。そういう時はだいたい下痢しますよね。子牛は何でもお見通し。
あと子牛の基本的飼養管理は勿論なんですが、親牛の体調が悪い状態で産まれた子牛は、虚弱体質なんですね。非常に育てるのが大変。あと初乳もしかりです。
試しに、乳房炎と血尿の初乳を、飲ませた事もありますが、想像通りの結果でした。、下痢はするのはもちろんなんですが、状態が良くないのが、しばらく続きますよね。なんかボケーーとしてるんです。
親牛の体調と良質な初乳!
この二点をおさえたら、まあまあ上手く飼養できるようになりました。
初めの飲みなんですが、親牛がなめるリッキング行為。
舐めない時は代わりに拭いてあげるのですが、
これをするのとしないのとでは、初めの初乳の飲み方がものすごく違います。拭いてあげるのは必須ですね。
なぜ、なぜ、なぜ、なぜ?
トヨタ生産方式は酪農にもあてはまる❗
つづく
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それでわ🙋
酪農一年目の振り返り
どうもこんにちはまびちです。
酪農一年目の振り返りです。
- ひたすら頑張る。
- ひたすら頑張る。
- ひたすら頑張る。
これのみでしたね。ハッキリいって全然余裕がなかったです。日々仕事に追われ、あっっっっというまに、一年が終わった感じでした。
酪農ヘルパーも10カ月ぐらいとらなかったですね。取らなかったというより、取る余裕が無かったというほうが正しいですね。農協職員がみかねて、いい加減に休みとらないと倒れちゃうよ!と休みをいれてくれました。
感謝です。
実際初めてのヘルパーは、落ち着かなくて家でソワソワしてましたけど、、、
私が新規就農した方法は、
第三者農業経営継承とは 第三者農業経営継承とは、移譲希望者の農地・施設・機械等の有形資産と技術・ノウハウなどの無形資産を家族以外の継承希望者に、受け渡すことを通して、経営を継承する手法。第三者経営継承は、次世代に資産を引き継ぐことで農業経営が継続され、地域農業を守ることに大きく貢献することが期待されています。https://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/start/08.html
北海道農業公社より引用
第三者継承で就農しました。
前の親方一緒に一年ぐらい仕事させてもらいましたが、その時は夫婦二人でもやれる!
と意気込んでいたんですが、いざ二人になると凄く不安でしたね。特に牛の分娩。
いつ産まれるの?という感じでなかなか寝れない日々も多かったです。
そして、バーンクリーナーのトラブル、機械のトラブル、牛の疾病、と重なる時は重なるんですよ。
一番苦労したのが、子牛の疾病ですね。
11月に就農して12月ぐらいでしたかね。
本格的に寒くなり始めてからです。まあ産まれる牛、産まれる牛、水下痢して立てなくなるわけです。毎日の様に獣医さんにきてもらってました。
牛の体調は悪い。獣医さんは来る。家にいても落ち着かない訳です。
子牛の主な疾病の理由は、クリプトスポリジウムでした。ハッチの中に蔓延してるんですよね。
敷料をマメに変えたり、石灰まいてみたり、高熱殺菌すると良いってききましたけど、、、
高熱殺菌はしなかったです。でも全然ダメでしたね。そして徹底しだしたのが、
- ミルクの温度
- 哺乳瓶の殺菌
- ネッカミルクの使用
- カーフサポート6の使用
ミルクの温度は、油用温度計を使い、43℃前後。
哺乳瓶は殺菌を徹底。
炭の入っているネッカミルクを使用。
カーフサポート6(鶏卵乾燥物)6種類の抗体免疫が含まれる優れもの。その中にクリプトスポリジウムも、含まれる、、、だったと思います。
それを、実践した結果なんと、、、
大分良くなりました。
色々試して効果あると、嬉しいものです。
つづく
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それでわ🙋